建築知識ビルダーズ掲載「日本エコハウス大賞受賞作品」 | NORTH LAND PRIDE(ノースランドプライド)

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建築知識ビルダーズ掲載
「日本エコハウス大賞受賞作品」
2023-12-19

♦日本エコハウス大賞2023♦

NEXT創エネの家賞
協賛企業賞/硝子繊維協会

藤城建設がW受賞いただいた記事
2023年8月28日発行全国誌

建築知識
ビルダーズ No.54

に掲載されました!


建築業界で、たいへん著名且つ
先進的な活動をされている方々の審査
によって受賞作品が選ばれました。

 

受賞内容のご紹介

~NEXT創エネの家賞~

《DATA》
設計・施工◆藤城建設
所在地◆北海道札幌市(2地域)
家族構成◆夫婦+子ども+犬2匹
敷地面積◆198.34㎡(59.88坪)
建築面積◆43.37㎡(14.00坪)
延床面積◆92.74㎡(28.00坪)1階46.37㎡(14.00坪)/2階46.37㎡(14.00坪)
竣工年月◆2022年3月

《省エネルギー性能》
断熱性能(UA値)◆等級6(0.28W/㎡K)
日射取得(ηA値)◆冷房期1.7 暖房期1.2
気密性能(C値)◆0.5㎠/㎡

《断熱仕様》
屋根・天井◆ロックウール吹込み320㎜
外壁◆高性能グラスウール16K105㎜+ポリスチレンフォーム60㎜
床・基礎◆基高性能グラスウール 16K105㎜ (立上り)+同16K50㎜(底版)
窓◆トリプルガラス (LIXIL)日射取得・遮蔽ガラス併用
暖房設備◆寒冷地エアコン2.8kW (10畳用)
冷房設備◆エアコン 2.2kW(6畳用)100V
給湯設備◆電気ヒートポンプ(CO2冷媒)エコキュート
換気設備◆第1種熱交換換気(全熱)「FY-12V」(パナソニック)
創工ネ設備◆太陽光パネル 5.94kW(屋根2.43kW、壁3.51kW)
耐震性能◆等級1
その他◆こどもみらい住宅支援事業 ZEH補助金100万円

 

~協賛企業賞/硝子繊維協会~

 

2022年ウッドショックの最中に建設した
住宅である。
予算が限られているなか、
高性能かつローコストで太陽光発電パネル
を搭載した住まいを提案した。

 

性能はHEAT20 G2で、
北海道でもエアコン1台で
十分快適に過ごすことができる

 

主な断熱材には高性能グラスウールを
採用し、外壁には付加断熱として
ポリスチレンフォームも併用。
トリプルガラス窓で日射取得・
遮蔽で使い分けることで、
高い外皮性能を達成できた。

 

さらに、雪の多い地域でも
壁面に設置した太陽光パネルで、
最も電気代のかかる冬場に発電
光熱費の負担を減らせるようにしている。

 

夏は電気使用量が少ないことから
屋根置きの太陽光パネルは少なくし、
冬にこそ活躍する壁面太陽光の比重を
高めた。

 

過去のデータ上、
9枚以上の壁面太陽光パネルを設置すると
冬の電気代が1/3補填できる見込みだ。

 

室内に採り込む日差しや風景を楽しむ
窓とのバランスも考慮しつつ、
パネルが陰らないように計画している。

 

冷暖房はどこでも手に入るエアコンを採用。
汎用品を使うことで維持管理がラクに
なり、永く住んでもらうことが目標だ。

 

高い外皮性能を確保したうえで
太陽光パネルも設置しているが、
補助金を活用しながら土地代・諸費用も含め
実質2,640万円で実現。
土地の購入段階から建て主と検討を重ねる
ことで、予算内に納めることができた。

【講評】

資材価格の高騰から、グレードを下げて
提案せざるを得ない状況において、
希望面積を下回る28坪で提案するなど
コストパフォーマンスの高い家づくり
をしています。

 

注目すべきは太陽光発電です。
雪が多い北海道は不要だという話もありますが、
壁にパネルを
設置して発電量を補っています。

 

雪国でも、冬の暖かさと電気代の安心を
すべての家に備えてほしいと願い、
着実な取り組みが多くの人の参考
なるため推薦しました。

 

日本エコハウス大賞は、
建築家にとって
たいへん栄誉ある賞であり、
藤城建設では2022年に引き続き
2年連続受賞いただけることを
嬉しく思うとともに、外気が寒い中でも、
暖かで美しい暮らしを
最小限のランニングコストで
暮らせる
住宅を目指してまいります。

 
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